平成25年2月例会
2013.02.01 Friday
「映画音楽の魅力と、映画の名場面を伝える
ピアノとヴィオラのデュオ「ガルボ」」
映画音楽の魅力を、ピアノとヴィオラでつづる「ガルボ」さんをご存じですか――。
2月度のへそ曲がり倶楽部では、映画の黄金時代を築いたアメリカ映画の数々をよく知る長沼靖子さんと、沖西慶子さんの演奏とお話に耳を傾ける楽しいひとときです――。
スウェーデン生れのハリウッドスターである伝説の「グレタ・ガルボ」から名付けたという「ガルボ」は、2005年11月に結成されました。以来、広島を拠点に「魅惑の映画音楽」と銘うったコンサート活動をし、今年2月で35回目を迎えます。
演奏曲はすべて映画音楽ばかりと、映画好きの世代にはたまらない内容ですが、コンサートの合間には、その名場面の解説までされます。レパートリーは何と全400曲というから驚きですが、ステージでは、ジェームズ・ディーンやオードリー・ヘップバーンなどの等身のモチーフなどか飾られることもしばしばで、見て!聞いて!納得!の演出も見逃せません。
一番人気の曲「ムーン・リバー」の演奏の様子は、ガルボホームページで発信していますが、約7万回のカウントというのもびっくりです。当日は、『ティファニーで朝食を』の名場面の解説をはじめ、演奏もしていただけるのではと期待されます。“グリオットで夕食を”心待ちにしながら、映画のワンシーンをご堪能ください。
記
<講 師>
長沼靖子(ながぬま・やすこ)さん
沖西慶子(おきにし・けいこ)さん
<講 師>
● 長沼靖子(ながぬま・やすこ) 広島県廿日市出身。 エリザベト音楽大学卒。同大学チェロ研究科修了。 2歳半からピアノを始め、桑村岳志、ローレンス・マクガル、山田雪子に師事。 キネマ旬報社主催「映画検定2級」。 青春時代、書籍から伝説の名女優、グレタ・ガルボの魅力にとりつかれる。細やかな映画のシーンの描写は、ファンの間でも定評。
● 沖西慶子(おきにし・けいこ) 山口県徳山市(現・周南市)出身。 エリザベト音楽大学卒。同大学研究科修了。徳島県立城東高等学校在学中に、徳島県音楽コンクール最優秀賞を2年連続で受賞。大学オーケストラでヴィオラ奏者を務める。2006年、広島アカデミー合奏団解散公演までの18年間メンバー。 現在、NHK文化センター講師。
<日 時>
平成25年2月20日(水)19:00〜「演奏」&「お話」20:00〜「食べて飲んで」の交流会
<場 所>
ステュディオ・グリオット
広島市中区八丁堀11-13 八丁堀アロービル5F(東急ハンズ裏)