平成24年11月例会
2012.11.01 Thursday
「こてこての鏝絵噺−鏝絵(こてえ)の魅力を語る−」
古い家並みを歩くと、蔵や塀などに施された「鏝絵」に出会います。
左官職人が、鏝(こて)ひとつで描いた、漆喰の壁面装飾のことです。
七福神や龍、蝶や鶴亀、波うさぎに鯉や牛。
遊び心にあふれたその造形は、繁栄を祈り、無事を願う左官職人の粋な心意気です。
その歴史は古く、町並みに今も残るものもあれば、すでに取り壊されたものも。
今回の講師は、その「鏝絵」の調査をきっかけに、現在は保存・記録を手がける
「鏝絵楽会」楽長の木原実行さん。
およそ15年前、失われゆく技術と伝統を調査しはじめたのが、鏝絵楽会のはじま りだそうです。
今もなお左官職人の世界に脈々と息づく伝統文化の魅力をお話いただきます。
記
<講師> 鏝絵楽会(こてえがっかい)楽長
木原実行さん(グラフィックデザイナー) です。
<日 時> 11月21日(水)午後7時〜お話は8時まで
<場 所>
ステュディオ・グリオット
広島市中区八丁堀11-13 八丁堀アロービル5F(東急ハンズ裏)
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