平成23年10月例会
2011.10.01 Saturday
旬のものはなぜ、体にいいの? 「ひろしま伝統野菜の魅力」
ビタミン・ミネラルの宝庫といわれる野菜。ところが、日本人1人あたりの消費 量は減少傾向です。「1日に握り拳5つ分を目安に摂ってください」と野菜ソムリエ の花井綾美さん。
毎週木曜、安佐南区長束の自宅で庄原産野菜の産直市を開き、月1回はその野菜を使って自宅で料理教室も開いています。
「野菜を食べることは移りゆく季節を味わうこと」と花井さん。春の山菜、夏のみずみずしい胡瓜、秋から冬は大根などの根菜類。 いずれも、体にとって大切な要素を含んでいます。「自然の暦に沿って野菜をいただき、そのエネルギーが私たちの生命を支えています。
じつに理に叶った食べ方です」 野菜は、できるだけ地元産を使いたいものです。
広島オクラ、深川早生芋、笹木三月子大根、矢賀チシャ、観音ネギ……。広島市内には、十種類を超える伝統野菜があり、少量ですが、スーパーなどに出回っています。
野菜の効用、ひろしま野菜の意外な素顔・活用法などを、花井さんにやさしく紹介していただきます。ひょっとしたら、食事に伝統野菜の1品が加わるかも……。
記
<講 師>
野菜ソムリエ・広島市認定野菜アドバイザー 花井 綾美さん
広島大学教育学部卒業後、コピーライターとして活躍。平成20年、野菜ソムリエの資格取得。
中国電力キッチンスタジオ、大和屋酒舗、自宅でそれぞれ月1回野菜中心の料理教室を開催。
週1回自宅で開く産直市は行列ができる人気。農林水産省、学校、幼稚園、食関連団体、一般主婦などを対象に食育の講演も行っている。
県内の野菜ソムリエでつくるコミュニティ広島の代表。
12月11日には生産者、消費者、野菜ソムリエが一堂に会して「食と農をつなぐ交流会」を開く。
また、古民家を改築した自宅の一部を「スペース手」と名づけ、邦楽コンサートなどイベントを随時開催。
http://shiawase-gohan.com/ (花井綾美で検索)
<日 時>
10月19日(水)19:00 〜 お話は8時まで、その後は懇親会
<場 所>
ステュディオ・グリオット
広島市中区八丁堀11-13 八丁堀アロービル5F(東急ハンズ裏)