平成22年10月例会
2010.10.01 Friday
「探訪・美味しい瀬戸内〜foodと風土〜」
瀬戸内の料理は魚が旨い、と誰もが絶賛します。
タイにサワラ、タコ、小イワシ、ハモ、アナゴ、カキ……海産物は活きが良く豊富。
一方、陸に目をやれば、温州ミカンにハッサク、柿、桃、ビワ、裸麦、ワケギ、春菊、ジャガイモ、タケノコ、レンコンなど、全国有数の産地が内海を取り巻いています。
こうした食材はどんな環境のなかで育まれてきたのでしょうか。
そして、それぞれの土地で、どのように調理されているのでしょうか。
瀬戸内で好まれている食品・郷土料理を写真で紹介しながら、食の特色を明らかにしていきます。
そして、併せて見えてくるのが「食の文化圏」。
これは、瀬戸内の地域同士が連携するための有力な素材になるはずです。
foodの背後に見え隠れする歴史・風土。瀬戸内に伝わる奥深い「食べもの遺産」の継承とアレンジを考えていきたいものです。
記
<講 師>
へそ曲がり倶楽部・世話人代表 小沢 康甫 さん(編集者、RCC・OB)
企画・編集・分担執筆で携わった『瀬戸内海事典』(南々社)を2007年12月に刊行。
瀬戸内の全貌を初めてまとめた本で、88人が執筆。内容は、食・自然・観光・祭り・方言・産業・交通など多岐にわたり、合計215項目。
09年4月には有志で「瀬戸内を学ぶ会」を結成し、毎月1回の例会を開いている。
単著に『暮らしのなかの左右学』(東京堂出版、09年)。
「ふしぎ探検! 暮らしのなかの右・左」と題して企業の管理職研修や各種団体・公民館・図書館のセミナーなどで講演。
<日 時>
10月20日(水)19:00 〜 お話は8時まで、その後は懇親会
<場 所>
ステュディオ・グリオット
広島市中区八丁堀11-13 八丁堀アロービル5F(東急ハンズ裏)