平成20年12月例会&忘年会
2008.12.01 Monday
「アボリジニの息吹」
〜世界最古の管楽器、ディジュリドゥが奏でる大地の精霊〜
皆さんは、ディジュリドゥという楽器をご存知ですか?
オーストラリアの先住民、アボリジニが約三万年前から使い始めたとされる、世界最古の管楽器です。
その様相は空洞の木の筒。
今回の講師、橋本州朗さんは、五年前、オーストラリアに留学中にアボリジニの演奏するディジュリドゥと出会い、
その神秘的な音色に魅了され、現地で演奏方法を学んだそうです。
その後、広島へ持ち帰り、現在、働きながら、趣味として演奏をされています。
音階こそない空洞の筒からでる「ヴォ〜ン」という迫力のある低い音は、大地の鼓動とよく似ているとされ、
船上でディジュリドゥを吹くと、この音色を聞いてイルカも寄ってくるとも言われています。何とも摩訶不思議な楽器、ディジュリドゥ。
まさに、自然、生命と一体化した楽器といえるでしょう。
音色は途切れることのない循環呼吸奏法(サーキュラーブリージング)という方法で唇の振動によって生み出されます。
この楽器をアボリジニは、神聖なセレモニーや祝いの儀式で奏でてきました。
へそまがり、今年最後の例会、神聖なるクリスマスそして、新しい年を迎えるための祝いの儀式?を橋本さんが生み出す神秘な音色で、
心と体に癒しと活力をあたえませんか?
記
<講 師>
自称 ディジュリドゥ普及委員会 横川支部 支部長補佐
橋本 州朗さん
<日 時>
12月17日(水)19:00 〜 お話は8時まで、その後は懇親会
<場 所>
ステュディオ・グリオット
広島市中区八丁堀11-13 八丁堀アロービル5F(東急ハンズ裏)