平成20年6月例会
2008.06.01 Sunday
〜中国人と日本人、心の波長〜
中国人と日本人は、同じ漢字や儒教の文化を共有し、外見もほぼ同じであるため、
よく「同文同種」だと言われています。
しかし、こうした考えが、そもそも誤解の始まりかもしれません。
「親しき仲にも礼儀あり」とされる日本に対し、「親密無間」とされる中国。
日本の「死生観」と中国の「生死観」等々。お隣の国であるのに、知らない事もたくさんあるはず。
そこで、多少とも日中の相互理解を深める為、両方の文化を知る、
中国出身で広島在住の袁葉さんに、色々な身近な例をもとにお話を頂きます。
記
<講 師>
大学講師 袁 葉さん(山本園葉)
北京第二外国語大学卒業後、北京放送大学(現在 中国マスコミ大学)の日本語講師になられました。
'85年に日本政府文部省奨学生として来日され、
広島大学大学院で日本文学を研究、博士課程前期終了後、広島修道大学大学院で教育心理学を研究されました。
現在、広島大学、県立広島大学、広島修道大学で「中国語」「中国文化」の講師をする傍ら、
講演、通訳、エッセイの執筆等、幅広く活動されていらっしゃいます。
中でも講演活動は、広島のみならず、東京、名古屋、京都、神戸、福岡と、全国各地で行っていらっしゃいます。
また、「広島平和記念資料館」の中国語音声ガイドの翻訳及びナレーションを担当する他、「広島市文化振興計画策定委員会」 の委員、
テレビでは、コメンテーターとして、レギュラー出演をされたり、ラジオのパーソナリティーの経験をもつなど、様々な分野で活躍されていらっしゃいます。
その他、「日本映像学会」「日本近代文学学会」「広島芸術学会」「広島ペンクラブ」の各会員をされていらっしゃいます。
<日 時>
6月18日(水)19:00 〜 お話は8時まで、その後は懇親会
<場 所>
ニューズデリ(広島パルコ店) 広島市中区本通10-1 広島パルコB1F