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2020.02.09 Sunday

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    平成20年4月例会

    2008.04.01 Tuesday

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       音色が良薬、癒しのライアー


      「楽器の中にある音を引き出し、聴く人の心を和ませる。わたしは、その仲立ちをする黒衣役です」 
      こう語るのは、ドイツの竪琴「ライアー」奏者・宇月彩さん。
      2000年、母の死にショックを受け、これまで弾き続けてきたピアノの音を聴いても癒されませんでした。
      そんなとき、テレビ番組で木村弓さんの抱えるライアーを見ます。「これこそ求める楽器だ」と直感、さらに音色を聴いて確信に変わります。
      ほどなくドイツ製のライアーを入手にした宇月さんは、02年、イベントで初公演。
      口コミで評判が広がり、次第に演奏の依頼が増えてきました。
      ライアーの響きに認知症のお年寄りが反応し、拍子をとったりするといいます。
      音楽のちからを実感しています。
      「長わずらいの母のそばにいられなかったのが、悔やまれます。
      せめて、心身を病む人たちにライアーの音色でお返しをしたいのです」。
      宇月さんは今、寝たきりや難病の人を自宅に訪ね、“音の薬”を届けていきたい、と考えています。
      持ち運びのできる楽器の強みもあるからです。
       多くの人たちに寄り添う音楽でありたい、と心に誓う宇月さん。生演奏を交えながら、ライアーとの「二人三脚ものがたり」をお話していただきます。

       

       

       

      <講 師> 
      ライアー奏者 宇月彩(うづき・あや)さん


      広島市中区在住。
      国立音楽大学卒。
      防府市・三田尻女子高(現・誠英高)で2年間教鞭を執る。
      結婚後、広島へ。
      病院、幼稚園、福祉施設、寺社などで演奏活動。
      06年、ライアー教室開設。

       

       

      <日 時>
      4月16日(水)19:00 〜 お話は8時まで、その後は懇親会

      <場 所>
      ニューズデリ(広島パルコ店) 広島市中区本通10-1 広島パルコB1F

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