平成19年4月例会
2007.04.01 Sunday
これであなたも街角探検家 〜ナットク!散歩術のツボ〜
「街を歩いているだけで気分がいいのです。加えて、ワケの分からないモノに出合ったときは嬉しくて・・・・・・」
広島市東区に住む街角探険家・飯田真三さん。
広島市内は見慣れた風景でつまらない、と思い込んでいましたが、10年前、路上にあるマンホールの蓋のデザインが目に留まりました。
模様の把握は業界でもしていないと知り、2年かけて広島市のデルタ地域のすべての道路を調査し、約400種を確認しました。
ノートにスケッチ、寸法、日付、場所を書き込み、写真撮影、さらに拓本まで採るという徹底ぶり。
東海道五十三次や四国遍路のコースでも、蓋の拓本収集を敢行しました。
「視点を変えれば、街の風景が未知のフィールドになる」。
飯田さんの信念です。狛犬、電柱、街灯、歩道橋、橋の親柱、土蔵の印、銭湯、看板・・・・・・。
“物件”への関心は果てしなく広がっています。日常気にも留めないニッチ(隙間)なモノの形に心惹かれるといいます。
書き留めた物件からは、地域性や世相が浮かび上ってきて、これがたまらないとも・・・・・・。
楽しい街歩きの極意とは?探検・推理の面白さを、写真・スケッチ・地図・拓本もまじえて紹介していただきます。
記
<講 師>
都市考現学研究所主宰 飯田 真三さん(40歳)
広島市東区在住。
HPや広島市発行のメールマガジン「ひろしまファンクラブ」、月刊マンション生活情報誌「ウェンディ」で街角探検を連載。
拓本・写真展を広島市内で開く。テレビ出演はこれまでに10回以上。
<日 時>
4月18日(水)19:00 〜 お話は8時まで、その後は懇親会
<場 所>
ステュディオ・グリオット
広島市中区八丁堀11-13 八丁堀アロービル5F(東急ハンズ裏)